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株式会社ヒカリシステム
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DXに関する当社の取り組み

※2024年1月6日更新

DXに関する当社の取り組み

代表メッセージ

株式会社ヒカリシステムでは市場環境の劇的な変化にスピードで対応していくために、従来からのシステムやスキルの暗黙知を形式知にしていく事、
多様な働き方の受け入れや促進、業務効率化、何よりもお客様に向き合う時間を増やしていくためにデジタル化・IT化を推進してまいりました。
今後の展望としては
「組織学習によるイノベーションを積み重ね、100年経っても笑顔を生み出すチームを目指す。」
という大きな目標に向かって、デジタル技術のさらなる活用と投資を行い、
・商品と売り方の改善・改革を継続し、時代とお客様の変化に強かに靭やかに対応し続ける。
・仕事の改善・改革を継続し、お客様価値の向上、付加価値( MQ )の高い仕事を少ないコスト(F)で実施して成果を上げる。
・ユーザーインの発想で「差別化」と「独自化」を組み合わせて、同質的な競争を避け我が社の独自能力を高め成果の上がる活動に集中する。
上記の方針を柱に常に経営革新を行い、経営品質のさらなる向上に努めます。

株式会社ヒカリシステム
代表取締役 金光淳用

現状認識とDX戦略策定の目的

ヒカリシステムでは、競争環境へのデジタル技術の導入により市場変化のスピードが飛躍的に加速していく中で、DXの推進を行うことで方針の共有/戦略の決定・実行までのスピードをあげて競争環境の変化に対応していく事を取締役会にて承認しDXを推進していく事とする。

DX基本方針

変化速度の早い、複雑で不確実な市場環境に対応し競争優位を保ち続けるため、デジタル技術を活用して方針の共有・戦略の決定と実行のスピードでライバルの競争優位に立ち、お客様へ提供する付加価値(MQ)を高めることを最優先課題とする。
コア事業の業績を高めると共に、現場ニーズの「発見」から課題解決システムの「構築」と「展開」という自社の成功事例を商品としたDXスタートアップ支援事業を拡大する。
両利きの経営(具象×抽象、暗黙知×形式知、深化×探索、アナログ×デジタル)を実践する。

DX戦略

絞り込んで選択した全社共通の情報ツールを現場のサービススタッフまで使いこなすことで、
システム構築力よりも活用力を重視することを基本戦略とする。

既存CRMシステムや現場からのお客様の定量/定性情報をクラウド上で蓄積し、情報分析の自動的な環境を整備する。
以下の施策をスピードで実施し、お客様満足度を向上させる。
●BIツールを利用した会員分析を毎月実施し、ターゲットと商品を決め発信する
●お客様の声改善を3日以内に判断し1週間以内に実施する
●ホールマーケティングを実施しお客様の不満足要因に気づく
●現場での解決・改善事例を商品にしてお客様に成果を上げて頂くお手伝いをする
●AIを利用した業務拡張により生産性を向上させる。

DXを進めるための環境の整備

ハード・ソフトの環境整備に継続投資する
1.GCP を中心とした既存サービスとの連携を、ノーコード・ローコードプラットフォームを最大活用して実現する。
2.AIを利用した業務拡張により生産性を向上させる。
3.PCファーストからモバイルファーストへのシフトを継続する。
4.電子契約書、電子帳簿保存法へ積極的に対応する。
5.RPA の導入による事務業務の省人化を進める。
6.週次・月次での全社横断的な事例共有の場を経営トップが参加して開催し、システム連携の最適化を常に図る仕組みが運用されている。

DX戦略達成を図る指標

・経営の指針となる「クラウド型経営計画書」を全従業員が日々読み合わせ、その中に示されたKGI・KPIの進捗をリアルタイムで社内共有する環境が整っている。
・毎年3月に社外のお取引様を招き「経営計画発表会」を実施し経営計画書及び財務指標の報告を行ない自己評価を開示している。
・労働分配率の予算達成
(グループ合計30.3%・ HKS 合計29.1% ※2023年度予算)

DX推進体制

DX推進を強化するため、2021年よりDXサポートグループを発足しデジタル人材育成・IT導入促進・ITツールの活用サポートを推進しております。

DX人材の育成

(1)絞り込んで選択した共通の情報ツールを現場のサービススタッフまで使いこなすことで、
  システム構築力よりも活用力を重視することを基本戦略とする
(2)BI・ローコード活用のセミナー事業を社内外で行うことで、
自社のみならず多様な支援先を持つ知識の集積を活かした人材育成制度を構築している

全従業員が共に育ち・育てる「共育」に携わる。
・現場担当者は社内研修で、開発担当者は外部研修で、ITツール知識を蓄える。
・インハウスセミナーを開催し、平均スキルを引き上げる。
・現場で起きた事例を題材に、ITツールを活用してロールプレイとフィードバックを行う。

ガバナンスシステムに関して

セキュリティアクション制度に基づき2つ星の自己宣言を実施している。
当社では企業価値向上のためのDX推進に関して、報告と議論を行うための具体的な取り組みを実施している。

毎週、トップと幹部参加の報告会での事例報告:
各部門のDX推進の進捗やBIツールの活用事例の紹介を行う報告会を毎週実施している。
この報告会にはトップおよび幹部が積極的に参加し、各部門やプロジェクトからの進捗や課題に関する情報が共有され、また報告会後にはトップと幹部がお互いに質問を行い、議論の場を設けている。
これにより戦略の進化や改善への意見交換が行われ、関係者がアクティブに参加することで戦略の質を向上させている。

DX事業部のミーティングへのトップの毎週参加および月に2度の経営会議への参加:
DX事業部のミーティングには毎週トップが参加し、月に2度の経営会議にもトップが参加している。
これらの場で、部門報告の中で情報マネジメントに関する案件を共有し、具体的な指示や決定を行っている。

このような週次の報告会や会議の場を通じて、DX推進に関する情報共有と戦略のブラッシュアップが定期的に行われており、この取り組みは組織全体が一体となりながらDX戦略を進化させ、企業価値の向上に寄与している。

情報セキュリティ基本方針

株式会社ヒカリシステム(以下、当社)は、お客様からお預かりした情報資産を事故・災害・犯罪などの脅威から守り、お客様ならびに社会の信頼に応えるべく、以下の方針に基づき全社で情報セキュリティに取り組みます。
1.経営者の責任
当社は、経営者主導で組織的かつ継続的に情報セキュリティの改善・向上に努めます。
2.社内体制の整備
当社は、情報セキュリティの維持及び改善のために組織を設置し、情報セキュリティ対策を社内の正式な規則として定めます。
3.従業員の取組み
当社の従業員は、情報セキュリティのために必要とされる知識、技術を習得し、情報セキュリティへの取り組みを確かなものにします。
4.法令及び契約上の要求事項の遵守
当社は、情報セキュリティに関わる法令、規制、規範、契約上の義務を遵守するとともに、お客様の期待に応えます。
5.違反及び事故への対応
当社は、情報セキュリティに関わる法令違反、契約違反及び事故が発生した場合には適切に対処し、再発防止に努めます。

制定日:2020年5月1日
株式会社ヒカリシステム
代表取締役 金光 淳用