どうも3号です。
かなり久しぶりです。
つい先日AIによる音楽生成ができるSunoで作った楽曲をSpotifyで配信しているという記事を見かけました。
新しい趣味を探していたのでこれは面白いかもしれないと思い、早速Sunoの有料プランを契約しました。
GeminiのGemで歌詞を書いてもらい、Sunoで曲を作って、あわよくば不労所得を得ようと思います。
ということでここから本題です。
「毎日のメールチェックやデータ入力、もっと楽にならないかな…」 そう思ったことはありませんか？
これまでの「自動化ツール」は、少し設定が難しかったり、複雑な判断までは任せられなかったりしました。しかし、Googleが発表した「Google Workspace Studio」は、その常識を覆すかもしれません。
これは単なるツールではなく、「AIが自分で考え、判断し、実行する」という新しい働き方の提案です。
今回は、提供いただいた詳細な調査レポートをもとに、この新サービスの全貌と、エンジニアやDX担当者が気になる「拡張性（GASやAPI連携）」について、未来の可能性を含めて解説します。
※注意点
本記事で紹介する機能は、リリース直後またはプレビュー段階のものを含みます。今後のアップデートにより仕様が変更される可能性があります。
本記事は、AIの支援を受けて執筆・編集されています。
Google Workspace Studioとは？何がすごいの？
結論から言うと、「指示待ち人間」だったツールが、「優秀な秘書」に進化したと考えてください。
これまでの自動化（RPAなど）は、「もしAならBをする」という決まりきったルールしか守れませんでした。しかし、Workspace Studioは「エージェンティックAI（Agentic AI）」を採用しています。
Gemini 3という最新のAIモデルが搭載されており、以下のようなことができます。
曖昧な指示を理解する: 「丁寧な断りメールを作って」といったニュアンスを理解します。
判断する: メールの内容を見て、「これは緊急クレームだ」「これはただの挨拶だ」とAIが自分で仕分けます。
非構造化データに強い: PDFの請求書や画像データから、必要な数字だけを抜き出してExcel（スプレッドシート）にまとめます。
具体的にできること（事例）
例えば、ドイツの清掃機器メーカーの事例では、製品企画のプロセスに導入し、ドラフト作成時間を90%も削減しました。
身近な業務でも、こんな「AIエージェント」が作れます。
・請求書処理エージェント: メールで届いたPDF請求書を読み取り、スプレッドシートに自動転記する。
・会議準備エージェント: 会議の前に、関連するメールや資料を勝手に集めて要約してくれる。
・クレーム対応エージェント: 緊急性の高い顧客からのメールを検知し、謝罪文の下書きを作成しつつ、上司にチャットで即報を入れる。
ここが本丸！GAS（Google Apps Script）を組み込める
「標準機能だけじゃ、ウチの会社の特殊な計算は無理だよ…」 そう思ったエンジニアの皆さん、朗報です。
Workspace Studioは、Google Apps Script（GAS）を使って「カスタムステップ」を自作できます。
これは非常に強力です。なぜなら、「AIの判断力」と「プログラミングの確実性」をミックスできるからです。
AIの役割: メールの文面理解や、データの抽出。
GASの役割: 社内規定に基づく複雑な税計算や、厳密なバリデーションチェック。
ユーザーは「AIにお任せ」の直感的な操作をしつつ、裏側ではエンジニアが書いた堅牢なコードが動く。そんな「いいとこ取り」が可能です。
API連携で「外の世界」とつながる
GASが使えるということは、Google Workspaceの中だけで完結する必要はないということです。
外部サービスのAPIと連携させることで、活用の幅は無限に広がります。
社内システム連携: 社員番号を入力すると、社内のレガシーシステムから人事情報を引っ張ってくる。
SaaS連携: 契約が決まったら、自動でSalesforceの商談ステータスを更新したり、Slackに通知を飛ばしたりする。
すでにJiraやSalesforceなどは「ネイティブコネクタ」として用意されていますが、Webhookなどを使えば、あらゆるシステムとつなぐハブになれるのです。
ADKで作ったAgentやGoogle Cloudとの連携も（可能性）
ここからは、さらに高度な未来の話です。
Workspace Studioは、単体のツールとしてだけでなく、Googleのエコシステム全体の一部として機能します。
ADK（Agent Development Kit）との連携
記事内では詳細な技術仕様まで踏み込んでいませんが、Googleは「カスタムステップ」をアドオンとして実装する仕組みを提供しています。これにより、開発者がADKなどの高度なツールキットを使って作成した特定の機能やエージェントを、一般社員が使うStudioのフローの中に「部品」として呼び出せる可能性があります。
Google Cloudのデータ活用
企業がGoogle Cloud（BigQueryなど）に貯めている膨大なデータ。これらをAIエージェントが参照できるようになれば、どうなるでしょうか？
「過去10年の売上データ（Google Cloud上）をもとに、来月の予測を立てて（Gemini）、レポートを作成する（Docs）」
といった、経営レベルの意思決定を支援するエージェントさえも、Workspace Studio上で構築できる未来が見えてきます。
まとめ：AIは「ツール」から「同僚」へ
Google Workspace Studioの登場は、私たちが普段行っている業務を根本から変える可能性を秘めています。
・直感的なAI（Gemini）
・柔軟な拡張性（GAS/API）
・堅牢なセキュリティ（Google Workspaceの基盤）
これらが組み合わさることで、AIは単なる「便利ツール」ではなく、特定の仕事を任せられる「頼れる同僚（エージェント）」になります。
まずは、「会議の準備」や「メールの整理」といった小さな業務から、あなただけのAIエージェントを作ってみてはいかがでしょうか？
これを読んでGoogle Workspace に興味持った方はぜひ我々にご相談ください！
